藤井 迪生
こちらのファイルは過去に作成したものであり、ファイル形式は.xlsになっていることをお許しください。
ダウンロードファイルには以下の項目が含まれています。データのシート間のコピーのためにマクロが含まれていますが、無効にしても動作します。
2地点間の方位(針路)と距離
入力した2地点間の方位と距離を計算します。
<入力項目>
Dep.: 出発地点の緯度経度を入力する。
Arr.: 到着地点の緯度経度を入力する。
Pass: 任意の緯度における、出発地点と到着地点を結ぶコースラインの経度を算出する際に入力する。
<計算結果>
Co.: Dep./Arr.間の方位(針路)
Dist: Dep./Arr.間の距離
到着地点の緯度経度
入力した出発地点、針路と速力から到着地点の緯度経度を計算します。
<入力項目>
(1)指定時刻の位置と(2)指定した時間数だけ航海した場合の位置を計算できます。
(1)の場合、
Time-Dep: 出発時刻を入力
Time-Target: 位置を算出したい時刻を入力
※(1)で計算したい場合は(2)For欄を全て空欄にする。
(2)の場合、
Time-For: 指定した時間だけ航海した場合の位置を計算したい場合、ここに航海時間を入力する
※指定した距離で計算したい場合はTime-Forに入力する時間を1時間とし、Speed欄に計算したい距離を入力する。
Dep.: 出発地点の緯度経度を入力
Co.: 予定の針路を入力
Speed: 予定の速力を入力
<計算結果>
DR Position: 到着地点の緯度経度
ETA計算
Require Speed(必要速力)とETA(到着予定時刻)を計算します。
<入力項目>
ETA: Require Speedを計算するための目標到着時刻を入力する。
S/B hrs & dist: 減速時間と距離を入力する。
DATE: 現在の日時を入力する。時差はUTCを基準に東経(+)、西経(-)で入力する。
Position: 現在の位置を入力する。
Next Waypoint: 次の変針点の緯度経度と、”Dist. to PS”に次の変針点からETAを計算したい地点(例えば、パイロットステーション)までの距離を入力する。
ETA-Speed>: ETA欄には、ここで入力した速力以上で航海した場合のETAが表示される。
<計算結果>
Co. to W.P.: 次の変針点までの針路
Dist. to W.P.: 次の変針点までの距離
Dist. to P.S.: ETAを計算したい地点(例えば、パイロットステーション)までの距離
REM. to S/B-hrs: 減速地点までの残時間
REM. to S/B-dist.: 減速地点までの残距離
REQ. SPEED: Require speed
ETA: 各速力で航海した場合の到着予定時刻
風向風速計算
相対風向・風速と自船の針路・速力から真風向・風速を計算する。
<入力項目>
Rela. Wind – Dir: 観測した相対風向を入力する。
Rela. Wind – Speed: 観測した相対風速を入力する。
Ship – Co: 自船の針路を入力する。
Ship – Co: 自船の速力を入力する。
<計算結果>
True – Dir: 真風向
True – Speed: 真風速
True – BF: ビューフォートスケール
日出没計算(日本版)
天測暦(日本版)のデータを使って、日出没を計算する。
<入力項目>
Diff: 計算する時刻のUTCからの時差を入力する。
lat: 計算する地点の緯度を入力する。
Long: 計算する地点の経度を入力する。
E: 計算する日の太陽のEを天測暦から調べ、入力する。
d: 計算する日の太陽のdを天測暦から調べ、入力する。
眼高: 眼高の高さを入力する。
<計算結果>
Rise: 日出時刻(Time)とその時の太陽の方位(Dir)
Set: 日没時刻(Time)とその時の太陽の方位(Dir)
参考文献
地文航法, 長谷川健二・平野研一・石倉歩 著, 海文堂書店
天測暦, 海上保安庁
海上保安庁の海洋情報部のページでは、日出没、月出没計算がオンライン上で行えます。